近藤産婦人科医院 〒617-0823 京都府長岡京市長岡2丁目2−32 TEL:075-953-2000

不育症相談

不育症でお悩みの方へ

不育症とは

不育症は、妊娠はするが、流産・死産を繰り返してしまい、生児が得られない状態と定義されています。最近では、「習慣流産」(流産を3回以上繰り返す)も、不育症と同じ意味で使われています。一方で、化学流産(胎嚢が確認される以前の流産)は、ここに含まれません。

当院の不育症相談

京都府長岡京市の近藤産婦人科医院では、不育症相談を実施しております。
ご夫婦のお悩みをお伺いし、これまでの妊娠の状況を確認し、必要に応じた検査を行います。
その上で、もっとも適切と思われる治療をご提案し、ご夫婦にご納得いただいてから治療へと進みます。
不育症でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。

流産と不育症の違い

「流産」は、「妊娠22週未満で妊娠が終わってしまうこと」です。中絶手術による22週未満での妊娠の終了を「人工流産」、それ以外を「自然流産」と呼びます。
「不育症」は、流産や死産を繰り返し、生児を得られないことを指しますが、2回連続で流産したケース、3回以上流産を繰り返すケース(習慣流産)も、不育症の一部と捉えられます。
重要なのは言葉の意味の違いよりも、流産、死産を防ぐことですので、回数にこだわらず、流産、不育症にお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

不育症の原因は?

不育症の原因には、さまざまなものがあります。原因がいくつか重なって起きたりすることもありますので、以下の内容は参考程度に留め、一度当院にご相談ください。

染色体異常

ご夫婦のいずれかに染色体異常があれば、受精卵には一定の割合で染色体異常が起こります。染色体異常は、流産の原因となります。ご夫婦いずれかに染色体異常が見られれば、流産の確率は50%と言われていますが、あくまで確率論の問題であり、出産を諦める必要はありません。
ただ、場合によっては体外受精を検討する必要もあります。

子宮形態異常

子宮形態異常には、双角子宮、単角子宮、中隔子宮、子宮筋腫などがあります。そのままでも60%の方が妊娠を継続(胎児が成長)できますが、手術により形態異常を改善する方法をとることもあります。

内分泌異常

排卵・着床を阻害する「高プロラクチン血症」、黄体ホルモンが正常に機能しない「黄体機能不全」、甲状腺の機能が低下し内分泌に異常をきたす「甲状腺機能低下症」などにより、ホルモン分泌がうまくいかず、流産の原因となることがあります。
薬物療法による治療が可能です。

凝固因子異常

血液中の凝固因子の異常があると、血栓が生じやすくなり、そのことで胎児に十分な栄養が行き届かず、流産・死産の原因となります。

抗リン脂質抗体症候群

自己免疫異常の1つです。抗リン脂質抗体を持っている方は、この抗体が身体の組織を誤って攻撃してしまうことがある他、血栓症のリスクが高まると言われています。
血栓が生じることで、胎児に十分な栄養が行き届かず、流産・死産の原因となります。

拒絶免疫異常

私たちは誰しも、また胎児や受精卵も、お父様とお母様由来の組織で構成されています。
胎児の身体を構成する、お父様由来の組織が、母体から「異物」と見なされ、拒絶され、流産してしまうことがあります。これが「拒絶免疫異常」です。
もちろん通常は、拒絶を阻止して成長を維持するメカニズムがあるのですが、何らかの原因により、そのメカニズムがうまく働かないことによって起こります。

ストレス

ストレスは、血管を収縮させて血流を悪化させたり、ホルモンバランスを乱したりと、心身に決して小さくない影響を与えます。ストレスとうまく付き合えずに思い詰めていると、直接的ではなくとも、流産のリスクが高まります。
ある程度のストレスは誰にでもあるものですが、特に妊娠中のお母様に見られるのが、極端に出産、また将来的な育児のことを心配し、過度のストレスを抱えてしまうケースです。また、流産を経験した方は「自分のせいで流産した。次は失敗できない」とプレッシャーを感じてしまいがちです。不妊治療の末に妊娠したお母様も、同じようなプレッシャーを感じる傾向が見られます。
お母様の心身のストレスの軽減には、お父様、そしてご家族のサポートが欠かせません。また、ぜひ一度当院にもご相談ください。産婦人科医として、出産までの検査・ケアはもちろん、心身のご負担を少しでも軽減できるアドバイスをさせていただきます。

不育症の治療

低用量アスピリン療法

妊娠前の高温期から、低用量アスピリンの服用を開始します。妊娠16週目前後まで服用を継続し、状況を見て、それ以上続けるかどうかを判断します。
胎盤内の血栓の発生を防ぎ、十分な栄養を胎児に届けます。

ヘパリン療法

ヘパリンを用いて、血栓の発生を防ぐ方法です。低用量アスピリンと併用することで高い効果が期待できます。
妊娠が確認できた直後から、12時間ごとにヘパリンを皮下注射します。通常、妊娠10~12週目前後まで、場合によっては出産直前まで継続します。
ご自宅で、ご自身で注射をしていただくことになりますが、最初は医院内で練習していただきますので、それほど心配される必要はありません。

ピシバニール免疫治療

ピシバニールを接種することで、受精卵のお父様由来の組織への誤った免疫反応を防ぎ、流産を防ぎます。

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